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落札物件は3階建マンションで、2DK×5室、作業所×1室の構成です。
作業所は最優先の賃借権で抵当権設定以前から賃貸、1室は抵当権設定
以後の賃貸、1室は空室、3室は平成16年4月以降の賃借です。
落札人から建物を解体するので、全賃借人を退去させて欲しいとの依頼
をうけ、先ず最先の賃借権である作業所の賃借人と交渉、明渡料100万円
を支払い解決しました。この作業所が退去して間もなく、建物は解体しないで
3階は落札人の関係者が使用するので、3階の1室だけ早急に退去して欲しい
との事。この賃借人は退室期間が6ヶ月ある賃借人でしたが、10万円の明渡
料を支払い退去してもらいました。その後、又、注文があり、残った3室の賃借
契約は、保証会社付の契約にして欲しいとの事。
落札前の管理会社は普通賃貸借契約をしており、且つ落札後も現行賃料を
確実に支払っている賃借人です。保証会社付賃借は、賃借人に金銭的負担を
かけるので難しい交渉になります。