●使用借権(土地)付建物

土地と建物所有者が親子関係又は姻戚関係等の場合、建物のために無償で土地を使用させているケースがよくあります。
この場合、建物だけに抵当権が設定されて当該建物が競売になると、競売物件明細書3の「買受人が負担することになる他人の権利」は「なし」と記載されます。
ところが敷地利用権が使用借権のため、建物落札人に対して土地所有者が土地の賃貸借契約を拒絶し建物の収去訴訟を申し立てた場合、落札人は建物を収去して土地を明渡さなければなりません。
落札人は競売代金を支払い名義を取得したものの、さらに建物の解体工事費等も負担して土地を明渡すという事になります。

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